世襲制の断絶。丸山大輔さんと青木政憲さんの不幸について。

上田高校に合格するために何をすべきかでは無く、上原高校で何を学ぶからゴウカクすることが大切である。アジェンダと言う言葉がある。業務日程、計画、予定を立てることである。アジェンダは、自分で決めることに意義がある。イニシアティブを取ること、つまり保護者、担任から、進路を決められる人は、受け身であり、自立と自律が育ちにくい。何のために、上田高校で三年間学ぶのかを理解していないと、大人になっても、能動的に生きてゆけない。つまり、イニシアティブが取れないことになる。造り酒屋のボンボンは、松本深志高校から、都会に旅立ち、挫折して帰郷、造り酒屋の跡を継ぐ。青年会議所ではリーダーシップ。周りから推されて、市会議員から県会議員へ、木曽漆器の老舗のお嬢様を迎えて、資金的に支えてもらうも、家業に愛着はなく、酒を酢にしてしまう。あれこれ鬱陶しいので、彼女を排除した。ノータリン極まりない。中野市の青木正道さんは、中野市議会議長を二代に渡り推される。中野の江部部落の部落長。13代目の本家であり、農業振興の旗手でもあった。14代目はひ弱で人前に立つことを好まない。やはり、都会の大学で挫折。中退。自衛隊に入れられるも、直ぐにへばる。それからは、引きこもり。何とか、社会との繋がりをさせたい母は、彼の名前の農園と自宅前に、キッチンショップをつくり、彼女のレシピで、軽井沢の一等地に、氷菓。ジェラートショップを開店。コロナの三年間を踏ん張って、中野インター、オーランチェ真向かいに、二店目をオープン。14代目は、イヤイヤそれに関わるものの、赤字。こちらのお店は、駐車場の舗装さえされていない。ラーメン屋と違い、冬場のジェラートは扱いが難しい。店を回すことのストレスは、塩尻の造り酒屋さん同様大きい。猟銃四丁、4年前までは射撃場があり、ストレスは発散できた。潰れてしまったので、銃を撃つことさえ出来なくなって、さらにストレス倍増。こちらは、身内でなく、他人の声でかのおばあさんを排除。丸山家も青木家も、長い長い、長男跡継ぎの断絶となった。長野県の大農家の長男の断絶は、第二次世界大戦での直通兵によるもの。更に進駐軍の農地開放で、地主名主の権限はよわまり、賢い土地持ちは、特定郵便局、農協全農の幹部におされる。町役場市役所県庁国鉄。あらゆる公職で、命を繋いできた。それが、令和に来て全国的に破綻している。ひ弱な子供が大人になりきれずに、破滅する例は後をたたない。適性のないことをさせると、事件事故につながることを、本人に自覚させずにいたツケが回ってきている。不登校児童は25万人。14代目と同じ、引きこもりはその4倍。宗教や占いに奔る政治家実業家お金持ち。その気持ちの、持つ者の維持ストレスは莫大。ギリギリの日常を送る人たちの方が、幸せなのかも知れない。嫌なことをさせられるな。我慢できることで命を繋いでゆく知恵を持たねば、血筋は断絶する。長男を遠くに出さない。コレも真実かも知れない。上田高校に学ぶ生徒の殆どは、都会に学ぶ。可愛い子には旅をさせろの時代は過去のモノかも知れない。更に、外国への留学ももっと慎重にならざるを得ない時代に突入している。地元、足元をよおく見て、地元を大事に考える大人に育って欲しい。コレが、祖父の見解であり同感である。血を上手に繋げることも、長男の役割。古くてコンサバティブで、御免なさいでもある。



2023年05月27日 Posted by上田高校合格応援団長 at 10:14 │Comments(0)

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